2024年4月28日 日曜日
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介護職に欠かせない資格とは

介護職が転職する際には、できるだけ経験を生かして活躍できる職場を選びたいものです。その際に、重要なポイントは、介護に関する資格の有無と言えるでしょう。通常の介護現場で働く職員は、介護の資格を有していることが少なくありません。利用者の身体に触れる身体介護を行う為には、介護の資格が必要なのです。例えば介護福祉士は、介護現場での実務経験が不可欠な国家資格ですが、介護職員初任者研修や介護職員実務者研修の資格なら、民間の研修を受け実習に参加するだけで取得できます。

介護職員初任者研修と介護職員実務者研修の民間資格があれば、現場で身体介護を行うことが可能です。無資格でできる仕事もありますが、介護業界で転職するなら、これらの資格は欠かせません。介護の資格として有名なケアマネジャーは、介護福祉士の上級資格ですが、介護現場では現場スタッフと同様に身体介護の業務に当たることが珍しくないでしょう。転職先の幅を広げたいならば、児童指導員や児童発達管理責任者の資格を取っておくと役に立ちます。介護の仕事は、高齢者相手だけでなく障害児などの児童を対象とする場合もあるからです。

このような資格を取得しておけば、児童養護施設や障害児施設のほか、放課後等デイサービスなどの職場にも転職しやすくなるでしょう。転職を成功させるコツは、希望する職場がどんな資格の職員を求めているかリサーチして、自分が有する資格とマッチするか吟味することです。現場に必要な有資格者であれば、介護報酬請求の際に加算を付けられる利点もあり、歓迎されるでしょう。