2024年3月29日 金曜日
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転職のための施設見学のポイント

介護業界への転職は、ほかの業界に比べると比較的容易であるといわれていますが、どの施設であっても同じ労働環境が提供されているわけでありません。施設ごとに仕事内容も異なるほか、労働条件も異なるので、どのような仕事をどのような環境でしたいのかを見極めることが介護業界の転職を成功させるために非常に重要です。なぜなら、労働環境が悪い施設に転職してしまうと、長く働き続けることができないからです。施設の良し悪しは、求人票をしっかりと調べることも重要ですが、最も判断に役立つのが施設見学です。実際に施設へと足を運び、どのような施設なのかを目で見て確認すると納得することができます。

施設見学にはいくつかのポイントがあります。ポイントのひとつは、施設内の衛生状態が保たれているのかということです。介護施設は、衛生的であることが求められており、部屋の角にゴミが溜まっていないか、フロア全体に異臭がしていないかを確認すると良いでしょう。施設全体がきれいであればあるほど、働くスタッフの意識が高いということにつながり、質の良い仕事をすることができるといえます。また、利用者の雰囲気を見ることもポイントです。介護施設の利用者が殺伐としているようでは、サービス内容が充実していなかったり、スタッフの対応が悪い可能性があり、理想とする介護ができない可能性が高いのです。

そして、働くスタッフの雰囲気を見ることも施設見学のポイントです。スタッフの表情が暗く、イライラしているようではいい職場とはいえません。働くスタッフの姿は、転職した際の将来の自分の姿であるので、生き生きと働いている施設を選ぶと良いでしょう。このように実際に施設を尋ねる時は、施設見学のポイントを押さえておくことが重要です。